やるべきことがたくさんあるときは、最優先すべき3つに集中しよう

カテゴリー:勉強法,仕事術
対象:後期研修医,指導医

臨床医をやっていると、臨床以外の様々な仕事が降り掛かってきます。 院内でのレクチャー、研究会での講演、大きめの事務仕事、臨床研究や論文執筆など、先生方の立場に応じて内容は様々です。 個人的には、やるべきことが4つ以上になってしまうと、急にタスクを進めるのが困難になってしまうと感じます。やるべきことが多くて、フォーカスができなくなってしまうからです。 このようなときは、最優先すべき3つを選択することが重要だと考えています。(→ 総合診療 医師のライフハックでも紹介https://www.igaku-shoin.co.jp/journal/detail/112522#tab2) 3つにフォーカスを絞ることで、自分の意欲も湧き、タスクを行う効率も上昇します。 そして他のことについては、期限の先延ばしを検討しましょう。
ただし、他者から依頼された仕事の締め切りなどについては、原則守るべきです。
どうしても厳しい場合は、期限の先延ばしを依頼者に相談します。 なので、他者に迷惑をかけないように、なるべく締切は厳し目(=早めに)に設定しておくことで、アクシデントが起きても間に合うような余裕(=バッファー)を持っておくのが大事だと考えています。 計画の時点で、先延ばしするような事態が発生しないことがベストなので、常に余裕を持った計画で仕事をうけていくことが大事です。

このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患