第217回日本呼吸器学会関東地方会に青島主任部長、中島医長、初期研修医多田医師が参加!

平成27年11月21日東京で行われた第217回日本呼吸器学会関東地方会に青島主任部長、中島医長、初期研修医多田医師が参加しました。

青島主任部長は、セッションVIIIの座長を務めました。

また、初期研修医 多田医師(指導医 中島)は、研修医セッションIIIで「胸水貯留の原因検索として胸腔鏡施行し血管腫を認めた1例」を発表し、「CABG後長期経過して片側大量胸水を認め、繰り返しの胸腔穿刺で診断がつかない場合は、胸腔鏡検査を考慮すべきであると考えられた。」と結論しました。

会場からは、「今回ワーファリン内服による抗凝固療法中であったが、胸水の発生に関与していたのでしょうか?」と質問が来て、多田医師は「抗凝固療法中で出血しやすい状況であり、胸水もやや血性であったことから、ワーファリン内服も胸水の増加に関与していた可能性がある。」と返答しました。

多田先生は、初期研修医セッションにて奨励賞を受賞しました。


(最後に撮影した集合写真です。)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患