亀田メディカルセンター｜亀田総合病院　腎臓高血圧内科

全体の感想

三年間で腎臓内科医師として経験すべき症例から稀少な疾患まで幅広く経験できました。どれも主体的に治療に参加できるため深く学べました。それが可能なのは上級医に相談できる環境が整っているからだと思います。困ったときに上級医と相談すれば自分が気付いいないことに気づいてサポートして頂けるため不安なく研修できます。
また、血液透析だけではなく腹膜透析、腎移植を経験できるため腎代替療法を深く理解できます。

学べたこと

症例経験だけではなく、学会発表や論文作成といった学術的な活動を強くサポートして頂けます。また新しい知見を共有し治療に反映できるようにサポートして頂けました。
また部長の鈴木先生は臨床家かつ腎病理の専門家であり、腎病理を治療に反映することを直接学ぶことができます。
希望があればシャント造設、PTAを学ぶことができます。
腎生検、移植腎生検も自分でできるようになります。

足りなかったこと

房総半島のほぼ全ての腎疾患が集まるため幅広く腎疾患を診ることができますが、少し多すぎるかもしれません。

その他

腎臓内科医として臨床経験を多く経験したい先生にはおすすめです。特に新専門医制度では三年間で腎臓内科にいられる期間が制限されるため、短期間で多くの症例を経験する必要があります。亀田腎臓内科ではそれが十分に可能ですし、腹膜透析、腎移植まで経験できます。これが可能な病院は大学病院も含めてもほとんどないと思います。
私は腎臓内科でありながら腎移植を積極的に経験させて頂きました。興味がある分野があれば、お願いすればこのようなことも可能です。興味がある分野がすでにある方、これから探したい方にもおすすめできます。