腎臓高血圧内科について

当科の特徴

腎臓内科は、幅広く関わることができる領域です。当院の腎臓高血圧内科では、ご挨拶で記載したことをほぼ経験をすることができます。一般病院でこのように幅広く経験ができる施設は多くないと思います。私は、腎臓領域の中でも、腎炎/腎病理をsubspecialtyとしております。腎炎/腎病理は一次性腎炎だけでなく、様々な領域(膠原病、糖尿病、血液関連疾患、腎移植など)と関わります。そのため、他の領域と関わる腎疾患に対して、腎臓内科の視点で病態に迫れるように診断をすることを心がけております。当院は、腎生検数は、移植腎生検を含めて、年間80-100件と全国的にも多いです。現在は、私が病理診断書を記載しております。医局員には、自分で診断書を書くことができるように、指導しております。自分で診断書を書けるようになることが、腎病理から腎疾患の病態を理解する近道だと考えております。難しい症例に関しては、腎病理医とdiscussionして、診断することで、患者様に生かすことができる腎生検診断を目指しております。

また、亀田総合病院の透析センターは、腎臓高血圧内科、泌尿器科で構成されております。透析センター長の久慈弘士先生は、透析医療のスペシャリストで、腎臓内科医でもアクセス関連の手術(VAIVT含む)の指導を多く受けることができます。また、血液透析患者数約200人、腹膜透析患者数約30人と多くの患者様がいらっしゃるため、多くの経験をすることができます。

腎移植は、2017年3月に生体腎移植を開始し、年間10件前後の件数を施行しております。腎移植の外科部門の責任者である腎泌尿器外科越智敦彦先生は、東京女子医科大学の泌尿器科にも籍を置かれており、東京女子医科大学の先生方にもご協力を頂き、腎移植を行っております。また、術前術後の外来は、内科、外科と協力して行っております。また、毎週水曜日には、腎移植チーム(腎泌尿器外科、腎臓高血圧内科、コーディネーター、薬剤師、看護師などで構成されております。)で、カンファレンスを施行しております。

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スタッフ紹介

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腎臓高血圧内科部長、医学教育推進部長:小原 まみ子

専門分野:腎臓学、血液浄化療法

腎臓高血圧内科 部長/腎移植科 内科担当責任者:鈴木 智

外来担当部長:福田 純子

専門分野:腎臓内科一般、血液浄化療法

腎臓高血圧内科 部長代理 / 腎移植科 外科担当:松波 昌寿

専門分野:腎移植、血液透析、腹膜透析、バスキュラーアクセス

腎臓高血圧内科 医長/腎移植科 内科担当:川地 惇朗

専門分野:慢性腎不全、血液透析管理

腎臓高血圧内科医員 / 腎移植科内科担当:池田 麻理

専門分野:腎臓高血圧内科

医長:井上 友彦

専門分野:腎臓高血圧内科

腎臓高血圧内科 医員/腎移植科 内科担当:登石 匠

専門分野:総合内科

腎臓高血圧内科医員 / 腎移植科内科担当:相原 英聴

専門分野:慢性腎臓病

内科専攻医:福原 佳奈子

専門分野:腎臓学

内科専攻医:田中 里奈

非常勤:井上 貴博