第34回糖尿病性腎症研究会

一昨日は、第34回糖尿病性腎症研究会が開催され、ランチョンセミナーで、「当院における糖尿病性腎症に対するLDLアフェレシス療法の経験」をお話させて頂きました。
RAS阻害薬中心の時代から、SGLT2阻害薬やnsMR拮抗薬、GLP1受容体作動薬など多くの薬が登場してきました。
しかし、いまだに大量の蛋白尿、特にネフローゼ症候群をきたす糖尿病性腎症はまだ克服できておりませんが、その一部はLDLアフェレシスに効果を示すと考えます。様々な治療で、少しでも腎不全の進行を抑えていきたいと思います。
当院では、腎疾患、透析、アフェレシスと様々な領域を頑張っております。

このサイトの監修者

亀田総合病院
腎臓高血圧内科部長 鈴木 智

【専門分野】
腎疾患全般、特に腎炎、腎病理