斉藤先生 9月ローテの振り返り
9月は亀田総合病院地域ジェネラリストプログラム初期研修医1年の斉藤聡大先生がローテーションしてくれました。
斉藤先生は、一度は工学部に進みました、祖母との死別を契機に、「目の前の困っている人を助けることができる医者になろう」と決心し、医学部を再受験しました。医学生時代に参加した「学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー」で、家庭医に出会い、共感し、家庭医を学ぶために初期研修先として亀田にきてくれました。
今回の研修では、「家庭医として働くこと」を自身の中でより具体的に思い描けること目標にしていました。
頻度の高い健康問題に対して医学的な知識を整理して学んだり、小学校での健康教室に参加したりと積極的に学んでくれました。
特に、多職種の見学において、自分がこれまで気にしていなかったことや、知らない間に多職種に迷惑をかけていたかもしれなかったことについて知り、これまで多職種からサポートをもらいながら診療できていたことについて印象深く振り返ってくれました。
研修発表では、これまでの自分の歩みをドキュメンタリー調に語ってくれ、斉藤先生の人となりにとても親しみを持てる内容でした。
これからも家庭医を目指して、経験を積み重ねてくれることがとても楽しみです。

このサイトの監修者
亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男
【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学