「わたし」のものさし

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生涯学習 医療者自身のケア

キーワード

360°評価、feed back、kolbの学習サイクル、Millerのピラミッド、キャリアアンカー

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専攻医3年目高岡先生のポートフォリオ発表でした。家庭医として、人としての『成長』を実感するツールが他者との比較ではないようにする努力をしたり、また可能な限り主観的ではなく、客観的な尺度(kolbの学習サイクル、360°評価)で成長を評価することに注力されたとのことでした。
後輩教育や組織運営などの新しい試みをチャレンジすることで自分の成長を実感される一方で、学年が上がることで取り組むことの真新しさが減ったり、自身と同年代のピアが減ってしまうことで成長を実感できなくなる難しさも出てきます。そういった不安などを背景に今回のポートフォリオが生まれたようです。
今後は様々な自己評価尺度を試したり、自分が成長しているか常に自分に問い続けることで、先生にとっての『成長』を見つけたいと考えていらっしゃるそうです。

discussionでは様々な先生の自分なりの成長の評価方法が提示されました。

岩間先生からは、家庭医としての自分はなんだろうと問い続けることの重要性、キャリアの勝負感の重要性についての話がありました。

このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学