だれでもトイレを設置しました

亀田ファミリークリニック館山では、2020年3月より院内に「誰でもトイレ」を設置しました。

バリアフリー対応の個室のトイレは、以前は障がい者用トイレと呼ばれていましたが、様々な理由で個室のトイレを使いたい人にとっては利用しにくいこともありました。また、性同一性障害やトランスジェンダーの方が性別を気にせずにトイレを利用したいという声も社会では広がっており、海外ではオールジェンダートイレなどと呼ばれ、性別にかかわらず利用できるトイレがあります。
そのため亀田ファミリークリニック館山では、もともとあった多目的トイレを「だれでもトイレ」として、以下のデザインを院内数カ所に掲示することで、どんな人でもより利用しやすいトイレにしました。
年齢、性別や障がいの有無を問わず、どんな人でもプライバシーが守られ、安心して利用できるトイレとして気軽に利用してもらえたら幸いです。また、デザインに込められた性的マイノリティの支援を示す6色の虹のモチーフや様々な利用者をイメージしたイラストを通じて、多様性について考えるきっかけにもなれたらと思っています。

これからも全ての人が安心して立ち寄れるクリニックとして利用していただけるように取り組んでいきます。

文責:家庭医診療科フェロー 坂井雄貴

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このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学