はしもとクリニック経堂 橋本圭司先生が来院されました

当院は南房総地域にいる子供たちを診療するクリニックであり、「治療2018年10月号思春期を診よう」1)にも紹介しましたが、発達障害の診療も行います。
今回、高次脳障害・発達障害のリハビリテーション診療でご高名な、はしもとクリニック経堂 橋本圭司先生にお越しいただきました。
当院はPT・OT・STが常駐しているクリニックであり、家庭医として大人だけでなく小児のリハにも携わります。特に小児の発達障害に対応することは地域として求められており、発達障害にまつわるリハ処方がとても多く出ています。

橋本先生には当院のリハを見学いただいたのち、当院の家庭医・初期研修医・リハセラピストと橋本先生と、発達障害リハの現状を情報交換しました。
今や6人に1人は発達障害と言われている中で、家庭医はどうやって地域のニーズに応えていくか、どうやって家族を支えていくが課題になります。
時間が短い中ではありましたが、とても熱く白熱した議論がされ、刺激を受けさせていただきました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

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1) 相田(鵜飼)万実子. 思春期を診る 思春期の発達障害.治療.2018;100(10):1150-1154.

このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学