日本リハビリテーション医学会学術大会 参加報告

亀田ファミリークリニック館山の相田です。
掲載が遅くなりましたが、2018年6月28日〜7月1日まで福岡国際会議場で開催されました、日本リハビリテーション医学会学術大会に参加いたしました。

家庭医なのにリハビリテーション?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、患者さんが社会で生活していくためのアプローチを考えるという点は家庭医療学もリハビリテーション医学もかわりはありません。家庭医療学とリハビリテーション医学は"親戚"だと私は思っております。(この点にご興味ある方は、プライマリ・ケア連合学会の推薦図書である「その患者さん、リハ必要ですよ!!」(羊土社)の岡田唯男先生のページをご覧ください)

さて、私自身は当院で行なわれているリハの取り組みや、家庭医に対するリハビリテーション医学教育について発表をさせていただきました。
また、大会長の特別枠をいただき若手医師のためのパネルディスカッションで、座長を努めさせていただきました。登壇者は著名なリハビリテーション科医2名、プライマリケア医2名であり、立ち見が出るほどの大盛況でした。

家庭医がリハビリテーションを理解することで、またリハビリテーション医が家庭医療を理解することで、より良い医療を提供できると考えており、今後も架け橋となる活動をしていきたいと思っております。

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相田万実子 「自動車運転再開支援におけるプライマリケア医師の葛藤」(ポスター.リハビリテーション医学会第55回学術集会 2018.6.28 福岡)
相田万実子「総合診療医(プライマリ・ケア医)対象のリハビリテーション医療ワークショップ」(一般口演.リハビリテーション医学会第55回学術集会 2018.7.1 福岡)
相田万実子 パネルディスカッション1 若手医師に聞いてもらいたい,患者アプローチとリハビリテーション医療のハナシ(座長 リハビリテーション医学会第55回学術集会 2018.6.29 福岡)

このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学