日本在宅医療連合学会に参加してきました!

亀田在宅診療科フェローの岡田と非常勤日下が、6/14-15に長崎で行われた在宅医療学会へ参加しました。

岡田は、今年度からフェローになり、他院の取組や事例の学びやWSに参加し、研鑽を積みました。研修を始めてから、がん終末期の患者さんと関わることが多く、今回の学びを通じて、これまでの経験を改めて振り返る良い機会になりました。“自宅でその人らしく過ごす” ためのヒントをたくさん得られたので、明日からの診療に早速生かしていきたいです。
また、サービスが届きにくい高齢者への多職種アプローチや、在宅での教育の方法など、どの施設も共通の悩みを抱えていると知り、参加者同士でディスカッションできたことはとても貴重な経験でした。災害時のBCPや在宅PDなど、これまであまり目を向けてこなかった分野についても考えるきっかけになり、亀田在宅で取り組めることがないか、改めて考えてみたいと思います!

日下は、在宅診療指導医取得に向けて、指導医講習会参加など指導医としての学びに出掛けました。
亀田在宅は、教育機関としてすごく恵まれていることを逆に感じた。指導医講習会では3つの柱(ポートフォリオ勉強会、日々の振り返り、総論の学び)と心理的安全な環境を用意することの重要性を講演されていた。当院では、ポートフォリオの種勉強会のようにポートフォリオのトピックを皆で話し合う時間があり、ポートフォリオ作成において内容をさらに深める機会となった。また、診療後に30分程度、大川部長を中心に診療に関するモヤモヤをスタッフで共有したり、学びに繋げる時間があり、在宅医としての姿勢を学べた。そして、スタッフ、非常勤や多職種による定期的な総論勉強会。さらに、このような話がワイワイできる心理的安全な環境。今後も指導医取得に向けて亀田在宅で多角的なfeedbackが出来るように精進します!


亀田在宅では短期研修・フェロー・スタッフ医師を募集中です!
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このサイトの監修者

亀田総合病院
在宅診療科 部長 大川 薫

【専門分野】
家庭医療学 在宅医療