女性泌尿器科医の活躍

2022年4月で6名の女性の泌尿科医師数となりました。女性が泌尿器科志す方が増えていることも一因であると思います。当院では男性女性ともに「メスが握れる泌尿器科医」を育成しています。女性のライフイベントの中で出産、子育て、仕事を両立していくことはとても難しい問題です。男性女性と区別するだけでなく一個人として、それぞれが抱える問題に共感し助け合う気持ちを育成することが大事だとも思います。患者を治すことが医師の仕事ですが、その仕事をするためには仲間が必要です。仲間を助けることも仕事のうちで、感謝が生まれます。その仲間が女性なだけで、裏を返せば男性同士でも同じです。問題点を補う努力をする方が良いと思っています。男だから、仕事はこうだとか、こうするべきとかは、無いように思います。こだわりなく運営できているチームには溶け込みやすいのかも知れません。

辺境の地にある亀田総合病院では、医師の子育て支援も充実しており(子育て支援OURS)、仕事前に子供を預け、仕事が終わったらお迎えにいけます。24時間保育もあり、仕事と両立したい女性にとってはとても良いインフラが整っています。膀胱全摘など長い手術でも安心して預けられるとのことです。(土井医師談)

4月26日には嬉しい産声が上がりました。母として医師として益々活躍して欲しいと思っています。

220614img1.jpg西川医師と吉田医師

220614img2.jpg西医師

220614img3.jpg土井医師

220614img4.jpg樋口医師

このサイトの監修者

亀田総合病院
泌尿器科部長 安倍 弘和

【専門分野】
泌尿器疾患一般 腹腔鏡下手術