女性泌尿器科医の活躍

20年前の泌尿器科といえば、ほぼ男性医師しか選択しない科の一つであったと思います。ところが、当科には4名の女性泌尿器科医が在籍し、男性顔負けの活躍ぶりに時代の変化を感じます。泌尿器科は男女共通の副腎、腎、尿管、膀胱、尿道にくわえ、男性生殖器（前立腺、陰茎、精巣）の診断・治療まで行います。当科ではさらに慢性腎不全（透析、シャント、腎移植）、女性泌尿器科領域とそれぞれ専門的な治療が行われている数少ない泌尿器科と言えるかも知れません。

女性泌尿器科医は女性患者さんにとっても強い味方となりますし、男性患者さんも女性医師だからと言う理由で断られることはまずありません。男性女性という性別よりも医師としての姿勢に信頼をおき治療を希望されているのだと思います。
当直や緊急対応での呼び出しなど、心配にもなりましたが、亀田総合病院では24時間体制の保育園が利用できることなどから、各科に仕事も私生活も両立される女性医師が多いと思います。結婚、出産などのライフイベントと医師として両立していける環境は日本にはまだまだ少ないと思います。

昨年から当科ではベビーラッシュが続き、明るいニュースが続いています。