近森リハビリテーション病院に見学に行ってきました(1)

2019年度に、四国でNST(Nultrition Support Team)で有名な
近森病院理事長の近森正幸先生が
亀田総合病院にて講義をして下さいました。

NSTを担う管理栄養士が自律的に自動的に働くシステムを作れば
NST会議でカバーしきれない症例も介入する事が出来る、
入院患者の栄養状態が良くなれば入院日数は短くなり
感染症の罹患率は低くなり抗生剤の使用率も減るために
コストがかからなくなるという内容でした。

その講義を聴いて理屈はすぐ理解できたのですが
病院丸ごととして「システム化」できているのは
本当にさすがだなあと思いました。

最後に、近森先生と一緒に亀田総合病院にいらしていた
近森リハビリテーション病院院長の和田惠美子先生に
一言だけ、言葉をかわす機会がありました。

私の性格は、どちらかと言えば冒険しないタイプなので
回復期リハビリテーションの仕事をある一定程度担うと
急性期リハビリテーションや外来など手を広げて勉強出来ないことが悩みでした。

当科部長の宮越先生から
私の和田先生へ紹介は
「ウチの専門医の先生。元気なんだけど、色々仕事を回すのに悩んでいるみたいで」というものでした。
すると和田先生は
「回復期なんて回すの簡単じゃない、私は全部出来るのよ、でも、託すの」
と一言もらいました。

この一言がずーーーっと気になっていた私は、宮越先生に
「近森リハ、行ってみたいです!」とお願いしました。

このサイトの監修者

亀田総合病院
リハビリテーション科部長 宮越 浩一

【専門分野】
がん、脊髄損傷、脳卒中、小児疾患、高齢者のリハビリテーション