専攻医プログラム

当科の専攻医研修プログラムの特徴

①民間病院の専門医研修プログラム

全国80弱のリハビリテーション科専門医研修プログラムがある中で、数少ない民間病院による研修プログラムです。臨床の最前線で研修可能であり、研修修了後は当院での継続勤務のほか、大学院進学や他院での勤務も可能です。

②他科からの転科が可能

他科で勤務経験がある医師が複数在籍・修了しています。これまでの経験を生かしつつ、新たな分野に挑む全ての世代の医師を受け入れています。

③多様な家族背景に対応できる勤務体制

これまで研修を修了した医師の中には、産休後に時短勤務(週4日勤務)で研修を継続した例や、病院敷地内の「認定こども園OURS」を利用しながら復職した例があります。 育児休暇は男性・女性ともに取得例があり、保育園への送迎など育児による勤務時間の調整も可能な限り対応しています。介護休暇の取得はこれまで前例がありませんが相談可能です。
当科に勤務する全医師は、医師としてのキャリアを諦める必要はありません。

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当科の専攻医研修プログラムの研修環境

1.研修

研修期間は3年間であり、 研修基幹施設である亀田総合病院のほか、連携施設・関連施設で研修をします。

2.研修施設

<専門研修基幹施設>
亀田総合病院

<専門研修連携施設>
千葉大学医学部附属病院
東北大学病院
千葉県千葉リハビリテーションセンター
坂総合病院
長町病院
千葉徳洲会病院
亀田リハビリテーション病院
近森リハビリテーション病院

<関連施設>
安房地域医療センター
重症児者福祉医療施設ソレイユ川崎

<研修例①>
1年目 亀田総合病院
2年目 千葉県千葉リハビリテーションセンター
3年目 前期:千葉大学医学部付属病院、後期:亀田総合病院

<研修例②>
1年目 前期:亀田総合病院、後期:千葉県千葉リハビリテーションセンター
2年目 前期:坂総合病院、後期:東北大学病院
3年目 前期:近森リハビリテーション病院、後期:亀田総合病院

3.研修病院の紹介

亀田総合病院
急性期病院で検査や他科・セラピストからのコンサルトを受けつつ、回復期病院(亀田リハビリテーション病院)で入院患者を持ち、回復期病棟の管理も並行して行います。症例は外傷や脳卒中だけでなく、内部障害・小児・がんのリハも経験できます。
勤務時間:8時〜17時前後
当直回数:回復期病院での当直勤務 宿日直許可申請の規定に従う
給与:規定による、年俸制 賞与は給与に含まれる、家賃補助・当直手当は別途支給
休日:週休2日制
休暇:有給休暇10日間/年(初年度)*年1度は最低5日間の休暇を必ず取得しています。

院内では、脳神経外科カンファ、脳神経内科カンファ、整形外科カンファ、総合内科カンファ、腫瘍内科カンファ、嚥下回診、NSTカンファ、リハビリ病院回診、医局勉強会と多様な幅の広いカンファレンス・勉強会が実施されます。
亀田総合病院で行われる週1-2回の勉強会では専攻医が専門医取得時に提出する症例を提示しディスカッションを行い、専門医試験に向け事前に準備を進めることができます。また学術活動に積極的に参加しており、国内・国外問わず様々な学会に参加する機会があります。抄録の作成から学会発表の予演まで指導医・専門医から直接フィードバックを受けることができ、サポート体制も万全です。

専攻医受け入れ状況、指導医配置

専攻医受け入れ可能人数:3名
研修中の専攻医数:5名(2023年度)
これまでの専門医取得者数:12名

<体制>
2023年度
日本リハビリテーション医学会 専門医・指導医4名
日本リハビリテーション医学会 専門医2名
その他、日本整形外科学会専門医、日本外科学会認定登録医などを併せ持つ医師も在籍しています。

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