呼吸器内科 専攻医インタビュー

藤岡(2019年卒) ▼河合(2020年卒)

 


医師として、呼吸器内科医師として成長することができる環境

呼吸器内科 専攻医  藤岡 遥香(2019年卒)

呼吸器内科疾患・内科疾患を幅広く経験

呼吸器内科は胸部を中心に幅広い分野を担当します。当科には各分野のエキスパートが在籍しており、日々のカンファレンスや診療の中でディスカッションしながら、全員が学びを深めています。また当院は南房総の大きな医療圏を担っているという特徴から、気管支鏡検査を含めた手技検査の依頼が多く、十分な症例数を経験することができます。

国内・海外学会への参加を推奨

日常診療で経験する症例から問題を提起し、臨床研究として世の中に報告できるような環境が整っています。専攻医が日常臨床をしながら研究を行うのは、易しいことではありません。しかしメンターに指導を仰ぎながら臨床研究に取り組むことで、自分が行っている臨床が正しいのかを確認することができます。当科では専攻医から海外の国際学会への参加を推奨しています。国際学会に参加することで海外でのスタンダードを学ぶ機会になり、大きな刺激になります。

私生活とのバランス

人生には多くの転換期があり、その時点によって仕事と私生活のバランスは異なります。当科には様々な背景の医師が所属しており、それぞれの人生にあわせて柔軟に対応しています。部長をはじめとして科全体で互いへの理解があるからこそ、このような働きやすい環境になるのだと感じています。

最後に

当科について、3つの点からご紹介させていただきました。文章だけでは表現しきれなかった雰囲気を感じたい方、少しでも興味関心を持たれた方は、ぜひご連絡ください。鴨川でお会いできましたら嬉しいです。

 


医師としてあらゆることを充実させられる環境

呼吸器内科 専攻医  河合太樹(2020年卒)

呼吸器内科医師としての成長を支えてくれる医局

当科の専門研修では専攻医 1年目から専門外来を担当し、中島主任部長が得意とする呼吸器感染症分野をはじめとして、肺癌、間質性肺疾患、COPD、喘息、気管支鏡など各専門分野のエキスパートが私たち専攻医の診療を監督し適切なフィードバックがされる体制となっています。単に上級医の意見に従うだけではなく、自分がアセスメントし立てた方針や調べた最新のエビデンスについてディスカッションする日々です。エキスパートがどういうロジックで考えてアセスメントするのか、自分の考えと何が違うのか、足りない知識は何なのか。これらを擦り合わせる作業こそが専門研修だと私は思います。その恩恵を存分に受けて日々成長を感じられる。そんな充実した研修の日々を送っています。

幅広く豊富な症例数

当院は高度専門医療機関であると同時に地域の基幹病院でもあります。呼吸器内科に限らず豊富な症例が集まるため、あらゆる内科疾患に触れることができます。そのため他診療科も充実しており相談症例も多いです。膠原病肺や人工呼吸器のweaningの相談、他科で化学療法中の肺障害などカバー範囲も多岐にわたります。さらに他科での短期研修期間も設けられており、総合内科や膠原病科や病理科など呼吸器内科と密接に関連する診療科でも学ぶ事ができます。

臨床研究の実践

専攻医にも積極的に臨床研究の機会を与えるというのが、当科の最大の特徴だと思います。
かなりハードルが高いと感じる方も多いと思いますし、私もまだまだ高い壁に感じています。しかし、どのようにして日常診療の疑問からエビデンスが生まれていくのか、その過程を知ることで他の研究論文を読み解く力が付いてきたと思います。それによって日々の診療の質を高める事ができますし、これほど貴重な経験をさせてもらえるところはないと思います。

最後に

私は初期研修プログラムから亀田総合病院で研鑽を積んで参りましたが、亀田の研修スピリットの根底に「骨太の医師」を育成するという共通目標があります。当科の研修はまさに呼吸器内科医として骨太の医師となるために必要な知識、技術をきちんと一から学べる環境が整っていると思います。少しでも興味を持たれた先生は、ぜひ直接見学に来て頂ければ嬉しいです。

 


リクルート情報

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