徳田安春先生を亀田総合病院にお招きして、特別講演会を開催!
群星沖縄臨床研修センター長 徳田安春先生を、2025年2月18日に亀田総合病院にお招きし、「診療・教育・研究のスキルを開発するためのメンタリング」と題した特別講演会を開催させていただきました。
メンターの在り方、メンティーのありかた、最新のメンタリングの技術まで、大変ためになるお話を聞かせて頂きました。
徳田先生は下記のことを述べられました。
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- メンタリング(メンターシップ)とは、職場環境におけるメンターとメンティーの双方に利益をもたらす相互関係
- メンタリングは 医師をエンパワーメントし 多くの利点を提供し プロフェッショナルおよび個人的な成長を促進する
- 人が多ければ多いほどより多くのアイデアが得られ、グループメンタリングが良い
- メンティーシップでは、1 適切なメンターを選ぶこと、2 メンターの耳管を大切にする、3 効果的なコミュニケーション、4 エンゲージメントと活力、が重要
- メンターがすべきことは、1 メンティーを慎重に選ぶ、 2 グループメンターシップチームを設置、 3 整理整頓、 4 問題を解決するためにエビデンスを活用、 5 キャリアの移行期に備える、 6 メンティーが良い習慣を学ぶのを助ける、である
- 適切なメンタリングにより、心理的安全性が構築され、学習を促し医療の質と安全を高める
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当日は60名近い方々にご参加いただき、会場が満席となりました。
このことからも、徳田先生の卓越した見識と素晴らしいお人柄が多くの方々に認知されていることを、改めて実感させていただきました。
呼吸器内科のメンバーと行わせて頂いた懇親会でも、様々なお話を頂き、多くのエネルギーを頂きました。
当科のスタッフ・専攻医たちも多くの気づきを頂きました。
お忙しい中鴨川までお越し頂き、素晴らしい講演を賜り、心より感謝しております。
このサイトの監修者
亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓
【専門分野】
呼吸器疾患