中島部長が医学論文の書き方について講演

亀田総合病院呼吸器内科 部長の中島が、栃木県の若手医師を対象としたWeb講演会で、2022年11月4日に講演を行いました。

中島部長は、「忙しい臨床の合間にできる医学論文の書き方」という演題で、講演を行い、臨床医が忙しい中で、どのようにして臨床研究を立案して、進めて、論文を書いていくかについて話しました。

中島部長は次の結論を述べました。

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・若手医師は後ろ向き観察研究から初めて、段階的に経験を積んでいこう。
・臨床メンター・統計メンター、良書での学習、研究報告のガイドラインを駆使して、隙間時間を有効活用することで、忙しい中でも研究を実施、発信していける。
・自分の診療を論文化して、世界に発信していこう。
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今回の講演が、市中病院で働く若手医師にとってモチベーションとなり、有用な情報として役立ればと思います。

中島部長は、2021年6月22日にも九州・四国地方の若手医師を対象としたWeb講演会で、論文の書き方に関する講演を行っており、市中病院で研究を行い、エビデンスを発信することのやりがいや重要性を伝えるべく活動しています。
このような草の根の活動が、日本の臨床研究の活性化につながることを祈っております。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患