第244回日本呼吸器学会関東地方会で亀田総合病院呼吸器内科より3名の医師が発表!

第244回日本呼吸器学会関東地方会で、亀田総合病院呼吸器内科より、窪田医師、谷口医師、本村医師(総合内科よりローテート)の3名が発表しました。

窪田医師 「クライオバイオプシーを施行したRFPによる薬剤性肺炎の1例」
谷口医師 「肺腫瘍血栓性微小血管症に対してベバシズマブとプラチナ併用化学療法により長期生存を得た1例」
本村医師 「ステロイド投与にて寛解が得られた特発性リンパ球性胸膜炎の1例」

窪田医師の発表では、会場から「クライオ生検の病理組織では好酸球を認め、BALでは好酸球の増加はなかったが、これについてはどう考えるか?」と質問があり、「生検は右下葉で行っており、炎症が強い右下葉には好酸球浸潤を認めたが、BALを行った右中葉では好酸球性炎症を認めなかった可能性がある」と返答しました。

充実した地方会を経験でき、大変勉強になりました。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患