第35回日本レーザー医学会総会、シンポジウムで、三沢部長が講演!

2014年11月29日〜30日に開催された第35回日本レーザー医学会総会(東京・京王プラザホテル)シンポジウム「肺癌に対するPDT(光線力学的治療)の新しい取り組み」において、当科の三沢部長が講演を行いました。

亀田総合病院、呼吸器内科では、2014年10月より、肺癌に対するPDT(光線力学的治療)を導入しております。

講演「末梢肺野小型病変に対する新たなアプローチ "Guided Bronchoscopy"」の中で三沢部長は以下のように結論しました。

第35回日本レーザー医学会総会、シンポジウムで、三沢部長が講演!

東京医科大学呼吸器外科名誉教授・加藤治文先生より、「HRCTにおけるGGN(スリガラス様結節)肺癌の超音波気管支鏡所見Blizzard Signの見識をもっと気管支鏡医に拡げて欲しい」という要望をいただきました。

今回のシンポジウムの中で、日本原子力研究開発機構が開発に携わった極細複合型光ファイバーの構造および2015年1月に開始される臨床試験「末梢肺癌に対するPDT」のプロトコール詳細が発表されました。

「末梢小型肺癌に対する内視鏡治療」がいよいよ現実味を帯び始めたことが感じられ、胸の高鳴りを感じました。

第35回日本レーザー医学会総会、シンポジウムで、三沢部長が講演!

このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患