2014年10月ローテーターの初期・後期研修医の先生

2014年10月は、初期研修医1年目の徳本先生(指導医 渡邊)と、総合診療科(後期研修2年目)の竹之内先生(指導医 中島)がローテーションで、研修に来てくれました。


研修医1年目の徳本先生は、小児科志望ですが、呼吸器内科で悪性腫瘍から感染症、自己免疫疾患、閉塞性肺疾患まで、幅広く成人の内科疾患を経験されました。

1年目と思えないフットワークの軽さで、気管支鏡の介助も上手く、呼吸器内科の一戦力としての働きぶりでした。

拘束のたびに、渡邊・徳本先生チームの患者さんが増え、しかも重症の呼吸不全患者さんも多く、「家に帰る事ができない日々も続いたけど(笑)、大変充実して有意義な1ヶ月でした!」と感想を頂きました。


総合診療科の竹之内先生は、特に間質性肺炎に興味があり、ローテーションして来られましたが、並外れた吸収力で、わずか1ヶ月間で間質性肺炎の基本的読影を習得されました(笑)。

ローテーション初日に「間質性肺炎の画像の読み方」のレクチャーを聞いて頂き、担当外の患者さんも含めて、日々間質性肺炎の画像を読影して頂き、最終週には、「もう自分一人で間質性肺炎診療ができるのでは?」と思わせるほど、的確に読影されていました。

また竹之内先生は、Evernoteやdropboxなど、医療系デジタルツールに精通し、講演も行った経験があり、呼吸器内科医局員向けに「医療デジタル情報の管理法」のレクチャーまで行って頂きました。


熱意のある2人に恵まれ、医局員にとっても充実した1ヶ月でした。

亀田総合病院の良さは、彼らのような、やる気に満ちた初期・後期研修医の先生達に、良い刺激を受け、また研修医の先生達の指導を通して、同時に自分たちも多くのことを学び、成長できることだと感じ、あらためて感動しました。

10月ローテーターの初期・後期研修医の先生

このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患