5月のチームミーティングを行いました。今月は角田医師より「直腸脱の病態、診断と治療」についてのレクチャーがありました。

月に1回行っているチームミーティングを5月24日に行いました。医師、放射線技師、理学療法士、臨床検査技師そして京橋クリニックからはインターネット回線を使って管理栄養士が参加し、合計7名で行われました。
今回は角田医師から「直腸脱」についてのミニレクチャーがありました。「直腸脱」とはどんな病態なのか、患者さまは肛門からの直腸の脱出以外にも便失禁や粘液の漏れなどでも困っていること、また小腸瘤などその他の骨盤臓器脱との合併がありその診断方法、手術の方法について写真を入れてのわかりやすい講義でした。臨床検査部や管理栄養士さん達は初めて脱出した状態をみる方もいてかなり驚かれていましたが、自身がかかわった症例を思い出して理解を深めてくれたと思います。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器外科部長 高橋 知子

【専門分野】
肛門疾患、排便機能障害、分娩後骨盤底障害