【活動報告】 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)及びエンド・オブ・ライフ・ケア(EOLC)に関するワークショップ(WS)を開催

11月19日(土)安房地域医療センター(ARMEC)にて、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)及びエンド・オブ・ライフ・ケア(EOLC)に関するワークショップ(WS)を開催しました。当科からは講師として関根、蔵本が参加しました。

内容としては、本年6月に行ったWS「End-of-Life discussion におけるコミュニケーション技術を習得しよう〜日本における課題〜EOL Discussions; Japan's new Challenge(米国内科学会日本支部学術集会: ※1)」をブラッシュアップした形で行いました。
具体的には、ACPの必要性に関する講義、もしバナゲーム™(※2)を用いたレクレーション形式でのグループワーク、講師陣によるEOLC ロールプレイとその後のグループディスカッションを通じて、それぞれがACP, EOLCへの理解を深めました。

当日は医師、看護師、セラピストの皆様にご参加いただきました。(6月のWSよりも)グループワークやディスカッション、質疑応答にも十分に時間を使いました。休憩を挟んでおよそ3時間という長丁場になりましたが、それぞれが各パートで十分に議論を交わすことができ、とても充実したWSになりました。

WS開催にあたって、この日のために北海道よりお越しいただいた特別講師のDr. Shadia Constantine(手稲渓仁会病院)や、快く仲介役を努めてくれた講師のDr.Moody, ARMECの水谷正彦院長、西野洋メディカルディレクター、事前準備〜当日もスタッフとして関わってくれた吉田真徳先生、事務局の皆様、そしてご参加の皆様に心より感謝申し上げます。

(※1)EOL Discussions; Japan's new Challenge (ACP Japan 2016 )
http://acp2016.org/pdf/program/1-7-3c.pdf
(※2)もしバナゲーム™
https://www.i-acp.org/game.html

このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和