vol.32 Death talk is cool!?「Before I Die Festival」の取り組み

いまや、死について語ることはcool(格好いい)と考える人達が欧米を中心に海外では増えているようです。「Before I Die Festival」では黒板に参加者が思い思いに、最期を迎えたときに、こうあってほしいという希望を書き込み、交流を深める催しも開催されました。最初、2013年にウェールズのカージフで始まり、イギリス全土に広がったのち、米国のインディアナポリスに上陸したのだとか。日本でも終末期の話し合いの重要性が強調される昨今ですが、私達には何ができるでしょうか?病院内で働く医療者も時には病院の外に出て、地域コミュニティーと連携協働して本音で話し合える場や機会を増やしてゆくことこそ、今後の地域医療の土台になるのかもしれませんね。

(関根)

http://khn.org/news/death-talk-is-cool-at-this-festival/

このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和