vol.29 ACPカウンセリング料算定制度

米国では、メディケアによるACPカウンセリング料算定制度が今年1月から開始されています。多くの医師は終末期や死の話題を語ることに慣れていないため、この制度の積極的な利用はまだハードルが高く、初年度の利用は5万件程度に留まるだろうと予測されています。一方、全米ではACP対象者が約5000万人と言われますから、今後同制度がどう活用されていくのか注目です。

(関根)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和