【活動報告】9月のローテーター

9月のローテーターは長谷川真也先生(総合内科Sr3)でした。
これまで総合内科後期研修での2年半、様々な疾患、とくに(超)高齢者における慢性疾患や、フレイル状態の患者を最前線で数多く診療してきた長谷川先生。痛みや症状についてはある程度のところまでは自分でやれるけれども、専門的なレベルとなると難しい。

今回、緩和ケアチームの診療に参加しこれを学ぶことで、これからの総合内科医としての緩和ケア実践力を向上させたい!、との思いで今回1カ月研修されました。先生が持前の穏やかで優しい雰囲気の中、普段から患者さんとのコミュニケーションをていねいに取っておられることが垣間見られて心強く感じました。ちなみに、自由課題は『せん妄』について、分かりやすくプレゼンしてくださいました。せん妄というテーマだと、急性期病院の緩和ケアとして『抑制や拘束』とどう向き合い、これを減らしてゆけるか、が大きなテーマとなります。どうか、一緒にこの課題に共に対処していきましょう。1カ月お疲れさまでした。これからもよろしくお願いします!

(関根)

171004img1.jpg

このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和