【お知らせ】韓国ソウル市National Cancer CenterのDr. So Jung Parkが当科を訪問くださいました。

先週5/12(金)に韓国ソウル市National Cancer Centerで、ホスピス・緩和ケア科フェローとして勤務されている、Dr. So Jung Park(写真一番右)が当科を訪問くださいました。日韓国際交流プログラムの短期留学生として、亀田ファミリークリニック館山(KFCT)にこられた際に、当科にも半日見学に来られました。家庭医でもあるPark先生は、現在、韓国の国立がんセンターで緩和ケア専従医としてご勤務されておられます。日本同様、韓国でも、近年非がん疾患への緩和ケアへの関心が高まり、今年中にも様々な非がん疾患(心不全など)の緩和ケアコンサルテーションに保険が適応になる!とのことで、まだ非がん疾患に保険算定の目途がついていない日本は、この点では韓国に先を越されてしまいました。また、韓国では若手医師の間で緩和ケア分野は人気があり、年々、競争率が高まっているとのこと。Park先生、遠路お越しくださりありがとうございました。今度は私達がソウルまで見学にお邪魔させていただきます。

(関根)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和