【活動報告】南房総緩和ケア懇話会

昨晩5/18の南房総緩和ケア懇話会は二ノ坂保喜先生の講演会『いのちを受けとめる町づくり〜在宅ホスピスの現場から』でした。96名の参加者で会場は満員となりました。二ノ坂クリニックでは終末期ケアのみならず、慢性疾患による苦痛を有する患者さんやそのご家族のサポートもされていること、ボランティアによる多様でユニークな活躍の場を模索されていること、地域住民を積極的に巻き込み、医療者と市民が共に成長できるコミュニティー作りを実践されていること等々、明日からの臨床やケアに向けて、多くのインスピレーションを頂きました。 インドのケララ州やバングラディシュの人々との長年の交流から先生ご自身が多くの気づきや学びを得てこられたお話では、異なる文化的視点を得ることの大切さを実感しました。二ノ坂先生、遠路お越しくださりありがとうございました。またお目にかかれる日を楽しみにしています。

(関根)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和