骨粗鬆症の運動療法(6つの原則)

投稿日:2023年7月3日

骨粗鬆症の予防には、適度な運動が大切ですね。

でも、頑張って始めたはいいけど、すぐに飽きてやめてしまった、逆に、最初から頑張りすぎて、ひざや腰を痛めてしまったなんて言う方はいませんか?
効果と安全性を高めるために6つの原則があります。

以下の原則に注意しながら、運動を継続してください。

1) 過負荷の原則: 通常より負荷が適度に強い運動を行う
2) 漸進性の原則: 徐々に運動の強度・時間・頻度を増やす
3) 特異性の原則: 目的や部位に応じた運動を行う
4) 個別性の原則: 各個人の状況に合わせた運動を行う
5) 継続性の原則: 運動は継続して行うことにより効果が表れる
6) 可逆性の原則: 運動を中止すると改善した効果が消失する

亀田総合病院 脊髄脊椎外科 久保田基夫

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