「生活習慣病」と聞くとどんな病気を思い出しますか？高血圧症、糖尿病、脂質代謝異常、肥満症・・・など、たくさんありますね。
骨粗鬆症も生活習慣と大いに関係があります。
忙しいからと言って朝食を抜いたり、ファーストフードで済ませてしまったり、偏った食事をしている方はいませんか？不適切な栄養摂取が原因で、カルシウムやビタミンDが不足し、骨量減少を引き起こしてしまいます。
毎日適切な運動をしているでしょうか？日常的な運動不足も骨密度低下の原因となります。
喫煙や過剰なアルコール摂取も、骨粗鬆症のリスクを高めることが知られています。
また、ストレスや睡眠不足も骨粗鬆症に影響する可能性があります。
骨粗鬆症の予防には、日常生活の中での健康的な生活習慣が大切です。
最近ちょっと乱れているかもと思った方、骨を丈夫にするためにも、生活習慣を見直してみてください。
亀田総合病院 脊髄脊椎外科 久保田基夫