生活習慣病と骨折のリスク

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骨は、古い骨の吸収(破骨細胞の働き)と新しい骨の形成(骨芽細胞の働き)がバランスをとりながら再構築を繰り返し存在しています(骨のリモデリング)。
骨粗鬆症(骨の強度の低下)には骨の密度と質が関わっていますが、生活習慣病は多くの臓器の老化を促進するのと同様に、骨質を劣化させる要因と考えられています。コラーゲンは骨の枠組みの材質ですが、酸化ストレスや糖化ストレスの影響で弾力性の乏しい老化型の枠組みが増加し、骨が脆弱化してしまいます。

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亀田総合病院 腎臓高血圧内科医師 福田純子

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