房総透析連携の会 透析患者の骨折予防・連携セミナー

昨日房総透析連携の会 透析患者の骨折予防・連携セミナーがwebで開催されました。
基調講演は、虎ノ門病院腎センター内科原理沙先生から、「骨粗しょう症合併HD患者への薬物療法」を、特別講演は、亀田総合病院整形外科仲里和幸先生から、「透析患者の大腿骨近位部骨折への急性期対応」についてお話頂きました。
その後玄々堂君津病院の大崎先生を座長に透析医、整形外科医を含めて、discussionすることができました。

透析患者は、骨代謝の面で骨折しやすいだけでなく、サルコペニア/フレイルなどの筋力の面や、また多剤内服の中で傾眠作用がある薬を内服していることもあり、転倒のリスクが高いです。透析医、整形外科医を含めて、様々な側面で骨折予防にに取り組むことが重要だと考えます。皆様のおかげで、とても有意義な会となりました。
大崎先生、仲里先生、原理沙先生、ありがとうございました。

このサイトの監修者

亀田総合病院
腎臓高血圧内科部長 鈴木 智

【専門分野】
腎疾患全般、特に腎炎、腎病理