当院リウマチ膠原病内科の赤尾先生の論文がCEN caseにアクセプト

当院のリウマチ膠原病内科の赤尾先生の論文がCEN caseにアクセプトされました。血尿、腎機能障害なく、軽度蛋白尿(0.3g以下)、発熱、MPOANCA陽性の症例に腎生検した2症例です。2例とも動脈内膜炎を認め、ANCA関連腎炎の診断となりました。
腎炎を合併している場合は、ステロイド+免疫抑制剤(シクロホスファミドまたはリツキシマブ)が基本的な治療となりますので、腎生検の合併症を考慮する必要はありますが、正確に診断する意義はあると考えます。共著で発表できて、大変嬉しいです!
赤尾先生、おめでとうございます。

Kidney biopsy in patients with antineutrophil cytoplasmic antibody-associated vasculitis with mild renal abnormality

このサイトの監修者

亀田総合病院
腎臓高血圧内科部長 鈴木 智

【専門分野】
腎疾患全般、特に腎炎、腎病理