鈴木先生 5月ローテの振り返り

スタッフの上松です。先月は、4カ月ぶりに研修医2年目の鈴木先生が当院にローテータとして1ヶ月間戻ってきてくれました。私は今回もメンターとして研修に関わらせてもらいました。もともと非常に臨床面においても、精神面においても安定した素晴らしい人柄のS先生ですが、前回はインフルエンザの猛威の前に倒れ、十分な研修ができず悔しい思いをしました。事前に目標を設定するのは毎度のことですが、前回履修できなかったことをカバーしながらさらに研修医2年目として学んで欲しいことなどを限られた時間の中で周到に計画して臨んでもらいました。少々詰め込んだかもしれませんが、本人の頑張りや周りのサポートもあって無事完走することができました。「楽しくて、勉強になりました」、と言われるとこちらとしても嬉しい限りです。写真は最終日の万感の(?)表情です。

研修医の先生達は、それぞれの目標を持って当院に研修にやってこられますが、毎回担当のメンターを設け、研修医の目標、我々が学んで欲しいことを事前に擦り合わせながら研修を個別化しています。

研修医の先生方から、自分たちのために時間を割いてもらって申し訳なく感じるという意見がときどき聞かれますが、こうした教育機会を通して我々も成長させてもらっているのです。

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このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学