透析カンファレンス

本日の昼は透析カンファレンスを行いました。
当院では家庭医が透析を行っております。
診療の質を維持するために、腎臓内科ローテーションに加えて毎週亀田総合病院腎臓高血圧内科 部長の小原先生が指導に来院されます。
今回は小原先生とともに日本透析医学会の慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドラインを勉強しました。
本日の内容は「第3章 ESA投与法--投与経路、投与量--」「第4章 鉄の評価と補充療法」です。
「第3章 ESA投与法--投与経路、投与量--」では各ESA製剤についての知識の確認、血液透析患者では皮下注射ではなく静注注射するのはなぜか、慢性腎臓病保存期のESA製剤投与に関しての質問が出ました。
「第4章 鉄の評価と補充療法」では鉄剤を経口投与すべきか静脈内投与すべきか議論となり、ステートメントと当院での実際を比較し、透析の知識の再確認を行いました。
改めて専門医の先生のバックアップがある中での診療の重要さを認識しました。

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このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学