多職種レクチャー

亀田在宅では様々なback groundを持つスタッフが在籍しており、各メンバーの強みを活かしたレクチャーを企画しています。
今回は救命救急科にも在籍している日下Dr.から【在宅X外傷】をテーマに2回構成でレクチャーをしてもらいました。
第1回目は総論として「在宅における外傷診療」というテーマで、外傷の全身評価と頸部・胸部・腰部などの診察の仕方を行いました。
第2回目の今回は「在宅における創傷処置」という題材で、救急診療での創傷診療を在宅ver.に置き換えてレクチャーしてもらいました。実際に迷った症例に関しての質問を通してディスカッションを深めることが出来ました。

話題になったポイントです。

  • 傷にとらわれて全身評価を怠らない
    →Vital signや受傷機転、重要部位の損傷はないか確認するくせをつけよう
  • 傷にとらわれて受傷部位周辺評価を怠らない
    →骨折の有無、運動・神経を確認、創部であれば感染対策も忘れずに
  • 外傷のプレゼンの伝え方のコツ
    →「誰が、いつ、なぜ、どの部位を、どのように受傷したか」や創傷名含め創部の様子も伝えましょう
  • 創処置後のフォローの仕方
    →縫合後のフォローや塗布剤の使い方など

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このサイトの監修者

亀田総合病院
在宅診療科 部長 大川 薫

【専門分野】
家庭医療学 在宅医療