教育コンテンツ① PCA導入模擬研修
亀田在宅では研修生向けに様々な教育コンテンツを準備しています。
「PCA導入模擬研修」では、内服困難になったがん患者に対して、往診してオピオイドのPCAを導入することを想定し、
- 内服からのスイッチにあたっての薬剤選択や用量計算
- PCAポンプへの薬剤の充填(水道水を使用)
- 皮下注射とルート固定(皮膚模型を使用)
- 患者および介護者へのPCAの使い方や注意点の説明(ロールプレイ)
を行います。
生活・介護環境やADLを考慮した穿刺部位の選択、不快感の少ないルート固定、患者・介護者の不安や疑問に対するコミュニケーションなど、在宅ならではのTipsや注意点を学んでもらいます。
(写真は土屋NPが研修生に穿刺や固定のコツを伝授している場面です。当科では、それぞれの職種の強みを活かし、学び合いにも多職種連携を効かせています!)
病棟であれば医師はカルテでオーダーするだけだったことが、在宅では全て医師が行う場合もあります。
いざという時に落ち着いて対応できるよう訓練をしておきましょう!
亀田在宅では短期研修・フェロー・スタッフ医師を募集中です!
研修内容はこちらをご覧ください。
このサイトの監修者
亀田総合病院
在宅診療科 部長 大川 薫
【専門分野】
家庭医療学 在宅医療