学会発表

やや時間が経ちましたが、6月の第5回在宅医療連合学会で当科の江口先生が発表されました。
このように入院と在宅の相互理解が深まることでシームレスなケア移行が実現できると良いですね。
発表お疲れ様でした!
以下、江口先生からのご報告です。


この度、第5回在宅医療連合学会にて「入院中に担当した患者の、退院後の訪問診療に研修医が同行する取り組み」と題して、ポスター発表を行いました。
当院は、入院病棟と在宅診療科が物理的に近いため、総合内科の患者が、在宅医療へ移行することが多くみられます。
私は在宅診療科と、総合内科の指導医を兼任していることから、在宅患者の退院時、もしくは新規在宅導入となった患者を対象として、総合内科入院中の担当だった初期研修医や専攻医・NPを退院後に訪問診療に同行する取り組みを始め、同行後に、アンケート調査を行なったことをまとめました。
両者を兼任していることで、この調整を円滑に進めることができると考えており、今後もこの活動は発展させていきたいと思っております。
発表後には多くのご質問を頂けて、今後の取り組みの継続や発展に繋がる、貴重な機会だったと思いました。


このサイトの監修者

亀田総合病院
在宅診療科 部長 大川 薫

【専門分野】
家庭医療学 在宅医療