亀田メディカルセンター｜亀田総合病院 在宅診療科

当院はNP（Nurse Practioner）の教育・研修を行える数少ない病院の1つです。
今回はNP研修生の百合澤さんが当科で3ヶ月間研修し、その感想を寄せてくれました。
底抜けに明るいキャラクターと様々な現場経験を持つ百合澤さんから、私達も元気と学びをたくさん頂きました。
在宅での学びを忘れずに次の研修先でも頑張ってください！

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振り返るとあっという間の3ヶ月間でした。初めはカルテの見方に難渋し、院内の目的の場所に中々辿り着けず彷徨いながら業務に慣れるところからのスタートでしたが、どのスタッフにお声がけしても優しく教えて下さり、安心してスタートを切ることができました。私自身も亀田総合病院の職員の心得として、患者さまご家族さまや職員など出会える皆さんに優しく丁寧に接する心がけをしたいと思います。
多職種同行訪問では、3ヶ月間で計169件（訪問診療：128件、往診：23件、訪問リハビリ：6件、ヘルパー同行：5件、訪問看護：4件、栄養士同行：1件、訪問診療導入面談：1件、退院前病室訪問：1件）で、大変多くの職種同行や訪問件数を経験させて頂きました。各専門職の訪問内容、関わり方や考え方に触れ、患者さまご家族さまの反応も拝見し、より多職種の役割理解が深まりました。今後の連携や協力できる場面の考察を深められ、さまざまな視点から学びを得ることができました。亀田総合病院の在宅部門は多職種の顔が見える関係性があり、どの職種にもアクセスしやすい強みがあると思います。また入院中からご自宅療養中のカルテが閲覧参照できる点や入院してもすぐに患者さまに会いにお伺いできる点は患者さまご家族さまにとっての安心感にも繋がると思います。私自身も一貫して関われる嬉しさを感じました。各専門職が役割発揮できる、この地域に住んでいらっしゃる患者様ご家族は大変心強い環境ではないかと感じました。