祝・在宅専門医合格!
今年度の在宅医療専門医試験に、昨年度在宅フェローを終えた2名の先生が無事合格しております!
お二人の喜びの声をそれぞれの先生ごとにお届けいたします。
ぜひ、お二人のコメントから当プログラムの魅力も実感いただければ幸いです笑!!
お二人ともおめでとうございます〜!!!
1人目は日下 伸明先生です!(写真右側)
現在、志摩市民病院にて地域医療・在宅医療を実践し、バリバリご活躍中です!!
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【亀田在宅で在宅専門医取得をするのがオススメ!】
この度は亀田在宅フェロープログラムを卒業し、無事に専門医試験を合格することができました。1年間という在宅診療研修でしたが自身の成長を大きく実感できました。現在は別病院に勤務し、非常勤での亀田勤務ですが、非常勤でも亀田在宅で学びを続けたい、さらに別病院でも亀田在宅で学んだことが発揮できており、在宅診療を学ぶなら亀田在宅!と感じている理由を述べたいと思います。
(1)多様な疾患の経験数
亀田総合病院からの患者受け入れがほとんどであるため、病状が落ち着いた患者だけでなく、がん・神経難病・多疾患併存など重症度が高い患者、社会的に介入点が多い患者など多様な在宅診療を経験することができました。勿論、日常の在宅診療においてどう診療していくかという基本を学ぶだけでなく、ACPの考え方、患者に合わせた看取りの方法、鎮痛・鎮静薬の使用方法、PCA管理などの知識、重症患者のマネージメントなど多くの経験をすることが出来ました。
(2)多職種からリアルタイムに学びが得られる
毎日の訪問看護・訪問リハビリ・訪問薬剤師とのカンファレンスなど、同施設で多職種に囲まれながら日々診療出来るので在宅診療の中で多職種がどのように動いているのかというのが目に取るように分かりました。別施設での在宅診療を行うと、必ずしも亀田在宅のように同施設に全てのスタッフがいるわけではないですが、院外の職種のことを理解しながら診療できることは大きな強みになっていると感じています。
(3)大川部長を始めとする恵まれたfeedback環境
日々の診療の中で大川部長や在宅診療科の指導医から毎日feedbackを頂けるだけではなく、緩和ケア科や神経内科など亀田総合病院の多くの医師からの指導をいただくことができました。レクチャーも毎月行われており、在宅診療において必要な能力は座学でも学ぶことができました。在宅診療研修において専門医要項の1つであるポートフォリオ作成は辛い部分でもありますが、大川部長を始めとした先生方や諸先輩、家庭医指導医などにも懇切丁寧に御指導・御意見をいただくことができ、作成しながら自分自身の成長を実感することができました。
他の在宅診療研修施設を知っているわけではありませんが、亀田在宅の研修環境は間違いない!と言えますので、ぜひ在宅診療を学んでみたい皆様には強くオススメします!
このサイトの監修者
亀田総合病院
在宅診療科 部長 大川 薫
【専門分野】
家庭医療学 在宅医療