「第52回日本胆道学会」(H28/9/30)に小林正佳が発表をしました
十二指腸乳頭部の腫瘍は外科治療となると膵頭十二指腸切除術になりますがオーバーサージェリーであるとの観点から内視鏡的な乳頭切除術が行われる様になってきました。
しかし、出血や膵炎などの合併症が多く発生することが問題です。特に急性膵炎は最もおこしたくない合併症の一つです。
膵炎予防目的で主膵管にステントを入れていますが切除後だと膵管口を探すのが大変でした。そこで乳頭切除術の前に主膵管にステントを入れておこうという方向になっています。
小林正佳医師はその手技をビデオで供覧しました。使用する絹糸の太さに関しての質問があり3-0以上の絹糸を用いると言うことを明確に返答しました。
このサイトの監修者
亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人
【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡