「第52回日本胆道学会」(H28/9/29)に白鳥俊康が発表をしました

合流部結石とは胆嚢管・総肝管・総胆管の3管合流部に存在する胆石を言います。コンフルエンスストーンとミリッツィ症候群があります。内視鏡的な治療がきわめて困難な部位です。
バスケット鉗子や砕石バスケット、電気水圧衝撃波、体外衝撃波などを駆使して22例中19例を内視鏡的に治療しました。3例は内視鏡的には困難で外科的に治療しています。
特にミリッツィ症候群の場合にはB-Bフィステルが出来ていない状況で結石を除去すると胆汁性腹膜炎をおこしてしまいますので注意が必要です。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人

【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡