(H28/11/3)第58回日本消化器病学会大会で鈴木健一医師が「当院における下咽頭・頚部食道表在癌の診断と治療」について発表
JDDW2016(第24回日本消化器関連学会週間)における第58回日本消化器病学会大会において当院 消化器内科 鈴木健一医師が「当院における下咽頭・頚部食道表在癌の診断と治療」について発表しました。
2011年4月〜2016年4月の間に中下咽頭から頚部食道にかけてESD施行した12病変11症例を対象として
背景、偶発症発生率、治療経過について検討しました。
結果、
- 表在型咽頭癌は症状なく発症し、上部内視鏡で発見される症例が多い。
- 女性や非喫煙者などの低リスク症例においても発症あり観察に留意すべきである。
- ESDについては概ね安全に施行されているが、嚥下機能が低下している高齢者や生理的狭窄部の治療については安全性に留意が必要である。
との結論に至りました。
このサイトの監修者
亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人
【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡