亀田総合病院 脊椎脊髄外科で研修して:竹林 研人先生

私が初めて亀田に来たのは医師5年目で東京女子医科大学の脳神経外科後期研修プログラムでの出向でした。それまで頭蓋内疾患が主体の研修であったため脊椎の知識はゼロからのスタートでしたが、毎日のカンファレンスでの御指導や豊富な外来および手術症例を経験させていただくことで、1年後には脊椎脊髄疾患の診断だけでなく除圧術など基本的な手術の執刀も可能になりました。

その後2年間は脳神経外科に戻りましたがspineの診断学と手術の面白さが忘れられず、専門医取得後にsubspecialityとして脊髄を希望して再び亀田で3年間の研修を行いました。2回目の研修では手術だけでなく学会発表や論文執筆までよりハイレベルな御指導をいただき、日本脊髄外科学会指導医を取得することができました。
複数の指導医・認定医のもとで脊椎脊髄・末梢神経疾患に特化して診断と外科治療を学び、実践できるのは最高の環境だと思います。


研修期間:2013年4月〜2014年3月
     2016年4月〜2019年3月
竹林 研人先生(東京女子医大 脳神経外科)

このサイトの監修者

亀田総合病院
脊椎脊髄外科部長 久保田 基夫

【専門分野】
脊椎脊髄疾患、末梢神経疾患の外科治療