骨粗鬆症委員会(リエゾンチーム)からお知らせ

「骨粗鬆症」の概念が確立したのはそう昔の話ではありません。WHOで骨粗鬆症が定義されたのが1994年、わが国では1996年に診断基準が作成されました。高齢化社会を迎えてクローズアップされてきた疾患と言えます。

亀田総合病院では多職種で構成される「骨粗鬆症委員会(旧 骨粗鬆症リエゾンチーム)」を立ち上げ、医療講演・地域医療連携などの活動を行っています。

骨粗鬆症リエゾンチームについて詳しくはこちら

骨粗鬆症の治療対象となる患者さまは高齢で、長期の投薬治療が必要となりますが、足腰が弱く、またはお住まいが遠方のため、定期通院が困難な方が沢山いらっしゃいます。一施設のみで治療を完結するのは難しく、骨粗鬆症治療に関して医療連携を結んで下さる施設を募集しております。従来のように一方的に診療情報をお送りするというものではなく、患者様の情報を共有しながら治療を継続してゆきたいと考えております。テレビ会議の導入や多施設間で共有できるデータベース作成を進めています。

post114.jpg

このサイトの監修者

亀田総合病院
脊椎脊髄外科部長 久保田 基夫

【専門分野】
脊椎脊髄疾患、末梢神経疾患の外科治療