ボツリヌス療法勉強会

6/27にボツリヌス療法(ボトックス®注射)の勉強会を行いました。
「ボツリヌス」と言えば国試的には食中毒や乳児に対する蜂蜜ですが(私が国試を受けた頃の話ですが現在はどうでしょうか?)、リハビリの世界で「ボツリヌス」と言えば、ボツリヌス療法(ボツリヌス毒素の痙縮した筋肉への注射)です。
脳卒中や脊髄損傷の後や脳性麻痺では、四肢の筋肉の痙縮が強くなって歩行やADLの阻害因子になる場合があります。ボツリヌス療法はそのような痙縮に対する治療の一つです。
今回は科内で上肢の模型を使用して施注の練習を行いました。
科の皆の技術を上げていきたいと思います。

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文責 桂井

このサイトの監修者

亀田総合病院
リハビリテーション科部長 宮越 浩一

【専門分野】
がん、脊髄損傷、脳卒中、小児疾患、高齢者のリハビリテーション