リハビリテーション科 ローテートの感想(脳神経内科 友田陽子先生)

私はもともと脳神経内科に進むことを決めていたため、脳梗塞や変性疾患などとは切っても切れない関係であるリハビリについて学びたいと思い、今回リハビリテーション科をローテートさせていただきました。

亀田では、本院で急性期、リハビリ病院で慢性期の双方の役割があるため、一連の流れの中で学べるのが非常にありがたかったです。特に、脳梗塞の予後予測、嚥下造影・嚥下内視鏡、様々な装具における知識は、現在の日常診療において、患者さまへの説明時はもちろん、リハビリセラピスト達とのコミュニケーションの面でも非常に役に立っています。

患者さまを紹介する立場にいるとどうしても疾患管理にのみ注目してしまい、「あとはリハビリ次第です」と抽象的な表現をしがちでしたが、入院前の生活に戻るために患者さまや家族が何を求めており、どのようにすり合わせていくのかを考える、非常に良い機会となりました。また、"人生の幸せ" について、自分自身も見つめ直すことができた1ヶ月でした。

短い期間でしたが、本当にありがとうございました。亀田のリハビリテーション科、お勧めです!

このサイトの監修者

亀田総合病院
リハビリテーション科部長 宮越 浩一

【専門分野】
がん、脊髄損傷、脳卒中、小児疾患、高齢者のリハビリテーション