専攻医がJRAT隊員として被災地に派遣されました

当科専攻医の笠井が、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)からの要請を受け、千葉JRAT隊員として令和6年能登半島地震の被災地へ派遣されました。 派遣チームは医師1名・理学療法士2名・作業療法士1名の計4名で構成され、1月16日~18日に石川県七尾市を中心に活動しました。 主な仕事は生活不活発病の予防で、被災された方の心身機能の低下を防ぐことでした。具体的には、避難所内での運動指導、バリアフリー化の助言、深部静脈血栓症に関する啓発等を実施しました。被災された高齢者のご家族に対しては、介助動作の指導をいたしました。また医師として、他の災害支援団体との連絡や業務調整も行いました。

最後になりましたが、今回被災された方に心よりお見舞い申し上げます。亀田総合病院リハビリテーション科一同、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

文責:笠井健司

このサイトの監修者

亀田総合病院
リハビリテーション科部長 宮越 浩一

【専門分野】
がん、脊髄損傷、脳卒中、小児疾患、高齢者のリハビリテーション