働くママでも・プレママでも大丈夫

来年は40歳になってしまう、中堅の佐田七海子です。
私の亀田総合病院リハビリテーション科に来た2012年の時の事をお話したいと思います。
今でこそ、当科にてどっぷり仕事させていただいてますが、赴任当初は、1歳の男の子を育てながら、自分のこだわりにより、家事は一切手を抜かず、「二人目の不妊治療」をしながら、当科にやってきました。
部長の宮越先生には「不妊治療しながら働きます」「週4日しか働けませんが、働かせてください」と伝えましたが、それでも快諾していただきました。

亀田総合病院には、充実した「不妊治療科」と「産婦人科」と「0−2歳用保育所」と「こども園」があります。
昨今は、不妊治療のためにパートナーのうち、女性が仕事をセーブし、治療に専念するという話を聞きます。
一人目の子供も、不妊治療の後授かった私には、仕事と不妊治療を両立するのはかなり大変なことだと分かっていました。
しかし、当院は診療科同士PHSで繋がっているために、働きながらも休憩の時などに融通をつけて5分で診療科に到着、診察を経て、すぐに診療に戻れる事が可能でした。
無事に妊娠成立した後も、もちろん900床を超える当院です。そのまま産科に共通カルテのまま紹介受診可能で、同様に自分の診療の合間を縫ってPHSでの呼び出しでの受診が可能でした。

働くママには「産まれてからが大変なのよ!」と声を大にしたいところだと思います。
実は、当院は産まれた後の子供と働くママに優しいんです。なんと、自前の0ー2歳用保育所とこども園があるのです。
昨今は、保育園の「待機児童」問題が深刻化していると聞きます。
私も一人目の子供を育児していた時は、働きたいのに働けない時期もありました。

認定こども園OURSの存在により、生活が豊かになりました。
朝も慌ただしくなく、子供を預けられる。帰りも、夕方〜夜間は料金がかかるのみで、仕事量の都合に合わせてお迎えに行けます。
乳児期は、私は診療お昼休みに授乳のために園を訪れ、またすぐに診療に戻っていました。
リハビリテーション科のセラピストには同じようなママさんが沢山いて心強さもありました。
(おまけに、毎月曜朝と週末のお昼寝用の布団の移動もなし笑 園が用意してくれます)
幼児期は、保育と教育もかなり充実して子供たちも楽しそうでした。夜勤対応として24時間保育対応の曜日があり、365日祝日日曜日も対応してもらえます。

post4.jpgまた、我が回復期リハビリテーション病院には、市の運営する病児保育室が併設されています。
我が子は病気をしなかったので利用せずでしたが、冬の時期は、子供が風邪を引いた、などと病児保育室を利用しながら働く同僚も沢山いました。

リハ科医師と、他職種となかよしです。
子供達はいっぱい大好きなお兄ちゃん・お姉ちゃんに遊んでもらってご満悦です。

いかがでしたか?
働くママが大変なのは、経験した者同士ならウンウンうなづけることかと思います。

当院の働きながら子を育てるサポートは、大変なママさんたちの大きなサポートになります。

このサイトの監修者

亀田総合病院
リハビリテーション科部長 宮越 浩一

【専門分野】
がん、脊髄損傷、脳卒中、小児疾患、高齢者のリハビリテーション