中国の学会でオンライン講演しました

7月11日、中国東北部のハルビン(哈尔滨市)で開催された第10回寒地心臓病学会での講演の機会を頂きました。内容は、重症患者のリハビリテーションにおけるリスク管理でした。
中国も日本と同様に高齢化が進み、リハビリテーションに対する需要が拡大しているとのことです。大規模な急性期病院や大学病院では急性期リハビリテーションも実施されているようです。
講演の中で、効果的なリハビリテーションのためには、すべての職員が医療の質と安全に関心を持つことが重要、と強調させていただきました。同時に、感染管理の重要性についてもお話ししました(COVID-19最先端の国の学会で、この話をするのは少し勇気がいりましたが)。
ZOOMを利用して、病院のオフィスから生放送での中継となりました。回線の安定性など、多少不安はありましたが、無事に1時間の講演を終えることができました。参加者の様子が見えないので、少しやりにくい面もあります(新しい生活様式に早く慣れないといけないですね)。
次回は8月に福建省の学会でオンライン講演を予定しています。

post26.jpg文責:宮越浩一

このサイトの監修者

亀田総合病院
リハビリテーション科部長 宮越 浩一

【専門分野】
がん、脊髄損傷、脳卒中、小児疾患、高齢者のリハビリテーション